A RetroSearch Logo

Home - News ( United States | United Kingdom | Italy | Germany ) - Football scores

Search Query:

Showing content from https://developer.cdn.mozilla.net/ja/docs/Web/CSS/CSS_Values_and_Units/Value_definition_syntax below:

値定義構文 - CSS: カスケーディングスタイルシート | MDN

値定義構文

CSS の値定義構文は、形式文法であり、 CSS プロパティや関数の有効な値の組み合わせ定義するのに使われます。この構文に加えて、有効な値の組み合わせは意味的な制約で有効値の集まりをさらに制限できます (例えば、数値を正の値に限定します)。

定義構文ではどの値が許可され、相互作用が可能であるかを記述します。成分は、キーワードや、リテラルとみなされる文字列、CSS データ型の値、またはその他の CSS プロパティのいずれかです。

成分値の種類 キーワード 共通キーワード

引用符なしのリテラルで、字句通りの意味が事前に定義されているキーワードです。例: auto, smaller, ease-in

CSS 全体のキーワード

すべての CSS プロパティで、 CSS 全体で定義されているキーワード inherit, initial, revert, revert-layer, unset を使うことができます。これらは値定義に現れず、暗黙的に定義されています。

リテラル

CSS では、スラッシュ (/) やカンマ (,) のようないくつかの文字は、文字自身として現れ、プロパティ定義で値の区切りに使われます。カンマはよく、列挙する値や数学的な関数の引数の区切りに使われます。スラッシュはよく、意味的に異なるものの、共通の構文を持つ値の集まりの区切りに使われます。よくあるのは、一括指定 (shorthand) プロパティで、同じ型であるものの異なるプロパティに属する成分を区切る使い方です。

どちらの記号も値定義に文字通り現れます。

データ型 基本データ型

データの種類によっては CSS 全体で使われ、仕様書のすべての値に一度だけ定義されるものがあります。これは「基本データ型」と呼ばれ、名前を記号 '<' と '>' で囲って表現されます。例: <angle>, <string>, …

非終端データ型

一般的でないデータ型ですが、非終端データ型 (Non-terminal data types) も < と > で囲みます。

非終端データ型には 2 種類あります。

成分値の組み合わせ 角括弧

角括弧はいくつかの対象、結合子、乗算子を取り囲み、単一の成分に変換します。ひとまとまりの成分の優先順位を無視するために使われます。

bold [ thin && <length> ]

この例は次の値に一致します。

次の値には一致しません。

並列

いくつかのキーワード、リテラル、データ型を順に配置し、1 つ以上の空白で区切る置き方を「並列」と呼びます。並列の成分はどれも必須で、記述順どおりに出現する必要があります。

この例は次の値に一致します。

次の値には一致しません。

二重アンパサンド

2 つ以上の成分を二重アンパサンド && で区切ると、対象すべてが必須だが出現順は問わないという意味になります。

この例は次の値に一致します。

次の値には一致します。

メモ: 並列は二重アンパサンドより優先されます。例えば bold thin && <length> は [ bold thin ] && <length> と同じ意味です。これは bold thin <length> や <length> bold thin を含みますが、bold <length> thin は含みません。

二重バー

2 つ以上の成分を二重バー || で区切ると、すべての対象が省略可能であることを意味します。少なくともいずれか 1 つが存在する必要がありますが、順序は問いません。一括指定プロパティの値定義に使われます。

<'border-width'> || <'border-style'> || <'border-color'>

この例は次の値に一致します。

次の値には一致しません。

メモ: 二重アンパサンドは二重バーより優先されます。例えば bold || thin && <length> は bold || [ thin && <length> ] と同じ意味です。 bold, thin <length>, bold thin <length>, thin <length> bold を含みますが、<length> bold thin は 含みません。 bold を省略しないのなら、thin && <length> 成分全体よりも前か後ろに置く必要があるからです。

単一バー

2 つ以上の対象を単一バー | で区切ると、全対象が排他的な選択肢であることを意味します。選択肢のうち 1 つだけが存在する必要があります。利用可能なキーワードを列挙する際によく使われます。

<percentage> | <length> | left | center | right | top | bottom

この例は次の値に一致します。

次の値には一致しません。

メモ: 二重バーは単一バーより優先されます。例えば bold | thin || <length> は bold | [ thin || <length> ] と同じ意味です。bold, thin, <length>, <length> thin, や thin <length> を含みますが、bold <length> は含みません。| 結合子の両側それぞれから 1 つだけ対象が存在できるからです。

成分値の乗算子

乗算子は、それ以前にある対象を何回繰り返せるかを表す記号です。乗算子がなければ、対象は 1 度だけしか出現してはいけません。

乗算子は足し合わせることはできず、他のどの結合子より優先される点に注意してください。

アスタリスク (*)

アスタリスク乗算子は、対象の 0 回以上の出現を示します。

この例は次の値に一致します。

次の値には一致しません。

プラス (+)

プラス乗算子は、対象の 1 回以上の出現を示します。

この例は次の値に一致します。

次の値には一致しません。

疑問符 (?)

疑問符乗算子は、対象は省略可能で、0 回または 1 回出現することを意味します。

この例は次の値に一致します。

次の値には一致しません。

波括弧 ({ })

波括弧乗算子は、カンマで区切った 2 つの整数を囲うもので、対象が少なくとも A 回、最大で B 回出現することを示します。

この例は次の値に一致します。

次の値には一致しません。

ハッシュ記号 (#)

ハッシュ記号乗算子は、対象が (プラス乗算子のように) 1 回以上繰り返されるが、それぞれをカンマ (',') で区切る必要があることを示します。

この例は次の値に一致します。

次の値には一致しません。

ハッシュ記号は、オプションとして次の波括弧が続くことで、その実体が繰り返される回数を示します。

この例は次の値と一致します。

次の値とは一致しません。

この例は次の値と一致します。

次の値とは一致しません。

強調点 (!)

グループの後の「強調点乗算子」は、グループが必須であり、少なくとも 1 つの値を生み出す必要があることを示します。グループ内の項目の構文が内容全体を省略することができるとしていても、少なくとも 1 つの成分値を省略することはできません。

この例は次の値に一致します。

次の値には一致しません。

範囲の角括弧記法 ([min,max])

特定の範囲内の数値を受け入れることができる型もあります。例えば、 column-count プロパティは、正の値 1 から無限大までの整数値を受け入れることができます。対応する構文は次のようになります。

<integer [1,∞]>

この指定した範囲外の値は、宣言全体が不正なものとみなされるため、ブラウザーはそれを無視します。

範囲の角括弧記法 [min, max] は、min から max の値の範囲を示します。 この表記は数値型の表記で使用されており、単位を含めることができます。例えば、 <angle [0,180deg]> のようにです。正の値と負の値、無限大(-∞ と ∞)には単位を指定してはなりません。単位を指定した型では、ゼロ値を単位付きまたは単位なしで指定することができます。例えば、<time [0s,10s]> または <time [0,10s]> のように指定します。

例をいくつか示します。

まとめ 記号 名前 説明 例 結合子 並列 どちらも必須でこの順で出現する必要がある solid <length> && 二重アンパサンド どちらも必須だが出現順は問わない <length> && <string> || 二重バー どちらかが存在する必要があり、出現順は問わない <'border-image-outset'> || <'border-image-slice'> | 単一バー 正確に 1 つだけ存在する必要がある smaller | small | normal | big | bigger [ ] 角括弧 結合優先順を変える bold [ thin && <length> ] 乗算子 乗算子なし 1 回 solid * アスタリスク 0 回以上 bold smaller* + プラス記号 1 回以上 bold smaller+ ? 疑問符 0 回か 1 回 (すなわち省略可能) bold smaller? {A,B} 波括弧 少なくとも A 回、最大で B 回 bold smaller{1,3} # ハッシュ記号 1 回以上。各出現がカンマ (',') で区切られている必要がある bold smaller# ! 強調点 グループが少なくとも1つの値を生み出す必要がある [ bold? smaller? ]! 範囲 [min,max] 角括弧で囲んだ数値の範囲 数値の範囲を指定 <integer [0,∞]> 仕様書 関連情報

RetroSearch is an open source project built by @garambo | Open a GitHub Issue

Search and Browse the WWW like it's 1997 | Search results from DuckDuckGo

HTML: 3.2 | Encoding: UTF-8 | Version: 0.7.4